2010年2月6日土曜日

同族・世襲経営者の憂慮

トヨタ、アクセル改修を開始=全米の販売店で230万台対象
トヨタ社長の謝罪会見、米メディアが速報
【ニューヨーク=池松洋】トヨタ自動車の豊田章男社長が記者会見して大規模リコール(回収・無償修理)問題を謝罪したことについて、米メディアは5日、一斉に速報で伝えた。


 同族経営、世襲社長、四代目の豊田章男社長である。
 2000年、44歳で取締役に就任。
 2009年1月20日、豊田の社長昇任れる。

 このような同族世襲にみるリスクとは、経営者の潜在的なファーザーコンプレックスからの影響だ。
 業績がよく、問題がないのなら、誰が経営をやっても同じである。
 しかし、問題が起こり、業績が悪化しようとするとき、経営者の能力が問われるのである。
 しかし、こんなとき、精神的な弱さが露呈することとなる。

 問題解決は優秀な技術陣が実行することであるが、それを束ねるリーダーシップと、決断力のなさが、問題をいそうこじれさせるのだ。ここに同族世襲にみるファーザーコンプレックスのリスクが潜んでいる。

 政治にしても同じである。

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